ご挨拶

この度、日本高血圧学会第9回臨床高血圧フォーラムを、大阪に於いて開催させていただくことになり、大変光栄に存じております。開催に当たり、ご挨拶申し上げます。
今回は、テーマを「多様性こそ力!」、サブテーマを「気がつけば百歳~健やか人生への智慧と工夫」とさせていただきました。
日本高血圧学会では、これまで、多領域の医師・医療者と連携し、若手や女性の研究者・医療者を登用し、学会のグローバル化に取り組んでまいりました。2018年に、「ダイバーシティ推進旭川宣言-JSH旭川宣言-」を発表し、今まで以上に、ダイバーシティ&インクルージョンの精神に則り、世代、性別、国籍、信条、身体的・精神的個性、性的指向などの差異を超え、会員全員が能力を存分に発揮でき、お互いの尊厳を守り価値観が尊重される高血圧診療システムの構築や、医療者と国民が一体となった啓発活動や、医療者と患者間の意思疎通において共感の姿勢で分かりやすい高血圧診療を目指しています。
また、「日本高血圧学会みらい医療計画(JSH Future Plan)」では、良い血圧で健やか100年人生をスローガンに掲げ、医療システムの構築、学術研究、社会啓発に取り組んでいます。
本フォーラムでは、高血圧診療に関わる諸分野の医師・メディカルスタッフなど多職種が一堂に会し、高血圧の制圧を目指す中で培ってきた健康への智慧や工夫を発表し討論がなされる場となっております。
2020年はJSH2019が発刊されて1年が経過しており、その検証を行う企画や、減塩など健康に関わる栄養についての講演・展示、循環器疾患の予防・治療に関する講演、ダイバーシティ関連の企画などを予定しております。
今回のポスターは、布~着物をモチーフといたしました。布は連続性と過去からの歴史・伝統を表し、着物の裾の広がりには末広がり~未来への発展性を託しております。着物の柄には、大阪らしさを機知に富んだ模様で描き、高血圧学会の多様な人材群を種々の華々に「人材の百花繚乱」として表しております。
会場は、第1回臨床高血圧フォーラムが行われた千里ライフサイエンスセンターであり、伊丹空港・新大阪駅からも便利な場所です。大阪での開催は、2013年・第36回日本高血圧学会総会以来です。5月の大阪は、ちょうど良い気候であり、北摂には美味しい飲食店も多く、皆様には久しぶりの大阪を楽しんでいただきたく存じます。皆様のお越しを心から、お待ちしております。
「どうぞ、大阪へお越しやす!」

第9回臨床高血圧フォーラム 会長 中村 敏子
関西福祉科学大学福祉栄養学科